シート切手での発展

シート切手での発展

主として第2次世界大戦後は、一般の窓口で売られるシート切手でもタブを故意に付けた形のものが、収集家の興味をそそる材料として発行されるようになりました。

 

この傾向を極端に示したのが、戦後の切手発行国、イスラエルです。

 

この国では、1948年の切手発行開始からシートにタブを付けることを始め、耳紙やタブにその切手に関連のある図案を取り入れ、たちまち世界の収集家の話題となりました。

 

このような方法は、各国でも次々と採用されるように。

 

日本でも昭和23年(1948年)の競馬法公布25周年記念切手では、「8×4」というシート構成で、合計32枚の切手になるところを左上と右下隅の2枚分だけをタブにし、切手は30枚におさめて発売しました。

 

その後、国民体育大会記念、万国郵便連合(UPU)75年記念など、何回かこのような方法が取られ、タブ付き切手も定着するようになったのです。

 

 

タブ付き切手の収集

タブはそれだけをシートから切り離してしまうと切手ではないので、単なる私的なラベルと間違えられる危険性もあります。

 

そこで、収集の世界ではこれをシートから切り離す際にも、必ず隣接する切手とくっつけた形にしておくのが常識となっています。

 

発行者側でも、それを意識してタブの図案が工夫されているものも多く、収集するときの形もまたその意図を汲んだものが望ましいということになります。

 

 

切手シートの構成

郵便局の窓口で常時発売されている、いわゆる普通切手のシートは、大部分が単片切手にして、横10枚、縦10枚の並びとなっていて、合計100枚の単片切手で組み立てられています。

 

収集家はこのようなシートを、10×10の「構成」と呼んでいます。
これは、全世界で共通の呼び方であり、必ず(横の枚数)×(縦の枚数)という風に、横の枚数を先に挙げるのが習慣です。

 

こうしたシートの構成は、郵便局での在庫高計算の便宜に関係しているのです。
また、販売窓口のシート保管用引き出しの大きさなどにも関係していて、切手のサイズが変更されたりすると、たちどころに問題を生ずることにもなります。

 

一方で、切手を発行する部署では、全く別の事情によって、さまざまな形やサイズの切手が立案されています。

 

そして、印刷所では印刷機械の構造などによって、印刷できるシートの形やサイズにもある種の制約が伴います。

 

こうした切手の発行から発売までの個々の事情を勘案し、最終的に切手のシートの構成が決定されています。

 

 

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